リウマチっていったいなんなの??どうして関節リウマチは痛みやこわばりが起こり、骨が変形したりするのかわかりやすく説明していきたいと思います。
関節リウマチはその名の通り関節症状を主徴とする慢性的な疾患です。
また、関節症状の他に全身性の合併症が起こることもあり生活の質(QOL)を下げるだけでなく合併症によっては命に関わってくる場合もあります。
○関節リウマチの原因と症状の経過
関節リウマチは関節の内側にある滑膜の腫れや痛みといった滑膜の炎症(滑膜炎)から始まります。
この滑膜炎が続き炎症がひどくなると関節の変形や破壊といったことが起こります。
関節リウマチの特徴としてこれらの症状は多発性、つまり1ヵ所ではなく何ヵ所も起こり、かつ左右対称に起こるというのがあります。
関節リウマチの関節症状以外の一般的な全身症状には発熱や貧血、体重減少などがあります。
原因については実はまだよく分かっていないのですが、免疫疾患だと考えられています。
まとめ
滑膜の腫れや痛みといった滑膜の炎症→骨の変形・破壊
免疫疾患
特徴:
多発性かつ左右対称性に発現
日本人の関節リウマチの推定患者数・・・70万人
男女比:約1:3 女性の方がなりやすい
30~50歳で起こりやすい